出水駅から、15:00に出水駅西口発の1番乗り場から周遊バスで移動開始。

博物館に寄るのは諦め、出水市ツル観察センターへ。向うバスの運転手さんは、乗客が自分だけなのもあり、色々おしえてくれた。館内放送も知見に富んだ話で、鳥好きの私としては面白い解説だった。館内放送も広告に溢れている東京とは違う。

出水市ツル観察センターに着くまでの田んぼにも、ツルが沢山いて羽ばたいている姿が美しい。

ツル観察センターでは、地元の中学生が解説をしてくれてツルに小麦粉を与えていることや、シベリアから飛来していること、マナヅルとナベヅルの違いを教えてくれた。

出水には、世界で15種類しかいないツルの7種が訪れて、日本に生息する鳥の半分の300種が生息している鳥にとってとても環境の良い場所。

帰りはバスが無い為、野田郷駅に向かってひたすら田んぼ道を川沿いに南下していると、ツルやカモが身近に見ることが出来て、歩いて良かったと思えた。

川にはカモがいた。東京のカモと違い、大所帯で生活をしていて、100mくらいまで近づくと羽ばたいていく警戒心の強さ。歩いている中で1000羽くらいはみた。

その後は、道路沿いをひたすら歩いて、熊野神社、筥崎神社に立ち寄って、無事野田郷駅に到着。電車は1時間に1本程度でちょうど行ってしまい、800mほど北側を歩いたところにあるバス停から出水駅に戻るバスに飛び乗った。

ツル好きの人には一度は来て欲しい。町とツルが溶け合っていて、江戸時代には全国にいたというツルとの共存について見たことがないのに懐かしいと感じた。ツルの恩返しも、この出水市のようにツルが身近にいる状態から物語が生まれたのだろう。

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