狛江の街中を散歩中に、道路沿いの垣根から飛び出して街路樹に移動する、普段見ない鳥を発見。

頭がトサカのようになっていて、目の周りが黒いのが特徴でした。高さ4mくらいの木に留まっていましたが真下まで近づいても飛び立たず、人との飛び立ち距離は比較的短い様子です。

キレンジャクかヒレンジャクか迷ったけれども、以下が見分けるポイントらしいです。

・冠羽と呼ばれるトサカみたいな所の下まで過眼線の黒があるのがヒレンジャク

・尾の羽が黄色いのがキレンジャク、赤いのがヒレンジャク

冠羽があるヒレンジャク
尾が赤いヒレンジャク

ロシアのアムール川下流域という狭い地域で繁殖をして、日本へは朝鮮半島経由で西から渡来するという説があるみたいです。(参照:見る聞くわかる 野鳥界 生態編)

日本各地に飛来する冬鳥で、東アジアにだけ分布する世界的には希少な鳥のようです。西日本にはヒレンジャク、東日本にはキレンジャクが多いらしいですが、東日本の東京でヒレンジャクを見ることが出来ました。(参照:野鳥観察図鑑)

食性

レンジャクは、ヤドリギやピラカンサの身が好きみたいで、食べたヤドリギの実の糞を粘りのある状態でする為、再びヤドリギの芽が息吹く持ちつ持たれつの関係があるそうです。(参照:鳴き声と羽根でわかる野鳥図鑑)

まさか狛江の街中で見れるとは。遥かアムールから来てると思うと感慨深いです。

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