一番身に染みたのは、51番目の思考法「あなたの船を燃やした方がいいわけ」【退路を断つことの効果】
→可能性を残してきた人生の選択が多かったことを後悔している。今可能性を残さずに動きたいと考えている。
・高校で選択肢の広い、数学ⅢC、物理を選択。結果、やりたい学科は決まらず、。(本当は生物、地学に興味があった。)
・大学を退学せずに休学して再受験。就職の選択肢が広い文系に転職。→その時に一番やりたかったスポーツをやれたことは良かった。
・最初の就職→少し投げやりだったが覚悟はあった。
・転職→社長に会える仕事をして、世の中にどのような仕事が有るかを知りたかった。
・2回目の転職→ブロックチェーンに関わりたかった。
・今、退路を断つ事が出来ているか?

6.労力をかけたものが、大事に思えるわけ【努力の正当化】

努力をして手に入れたものを「過大評価」してしまう。
「時間」と「労力」を費やした時ほど注意する。これを利用して、「加入試験」が厳しければ厳しいほど、その後に感じる誇りも大きい。
「努力の正当化」が有る為、何かに「時間」と「労力」を費やした時は、「結果」を見る様にする。

7.第一印象があてにならないわけ【初頭効果と親近効果】

初頭効果→脳は、「うしろのほうに並んだ形容詞」よりも、「はじめのほうに並んだ形容詞」に重きを置く。
親近効果→後から入ってきた情報の方が記憶に残りやすい。
その為、「すぐに何らかの対処をしなくてはならないとき」→初頭効果の方が強くなる。意見を言うときは、最初が良い。
結論→途中で受ける印象に、あまり影響力はない。

8.ボーナスがモチベーションを低下させるわけ【モチベーションのクラウディング・アウト】

金銭的な理由で行っているわけではないことに金銭を介在させると、進んで物事を行おうとする意欲を減退させてしまう。新規事業を立ち上げて、社員を探しているとしたら、多額のボーナスをちらつかせるよりも、仕事に意味を持たせた方が良い。

10.現状維持を選んでしまうわけ【デフォルト効果】

「失う悲しみ」は「得る喜び」の2倍強く感じる。「現状維持」を好むのは、「損失回避」傾向が有るため。得をすることより、損失を被ることを避けようとする心理がはたらく。

11.ほかの人も自分と同じ考えでいるように思えるわけ【偽の合意効果】

「自分の意見が多数派」だと思い込む傾向が有る。→「大多数の人は自分と同じ考えでいる」技術者の発言権が強い企業は、特に推測を誤る傾向が強い。
私たちの脳は、「偽の合意効果」で大胆で革新に満ちた態度をとった人は、まわりに良い印象を与え、多くの人の心をとらえて

12.自分より優秀な人を採用したほうがいいわけ【社会的比較バイアス】

「社会的比較バイアス」は、自分より優位に立つかもしれない人を推すのを嫌がる傾向の事。Aクラスの人はA+の人を採用するが、Bクラスの人はCの人を、Cクラスの人はDクラスの人を部下に採用する。その会社には数年後はZクラスの社員ばかりになってしまう。

13.地元のサッカーチームを応援したくなるわけ【内集団・外集団バイアス】

「共通の価値観」を持つ集団は、集団の外と「感覚のずれ」が生じて危険が有る。社内の論理や価値基準に慣れすぎると、社外では通用しない事に気づかない事が多い。
集団と自分を同化すると、物の見方には歪みが生じる。戦線に贈られるようなことが有ったら脱走しよう。戦いで誰かのために身を投げ出すのは勇敢な行為でも何でもない。単に愚かなだけだ。

15.ほらで相手を納得させられるわけ【戦略的ごまかし】

本当に重要なことに関わる場合は、有害になるので、言ったことではなく、やったことに着目する。相手の『発言」ではなく、相手の「過去の業績」に注意を払うようにする。

19.自分の考えに批判的になった方がいいわけ【内観の錯覚】

自分の内面を見て得られる答えはほとんどでっち上げ。→何らかに対して強い確信を持っている時ほど、自分の考えには批判的になろう。

27.統計の数字よりも、小説の方が心を動かすわけ【心の理論】

統計の数字を見ても私たちの心は動かないが、誰かの物語に人間は心を動かす。アメリカでは1991〜2009まで、「亡くなった兵士の棺」の写真を撮ったり掲載することを禁じていた。→心を動かしたい時は、統計でなく写真や物語を駆使するべき。

36.「王者」になったほうがいいわけ【ねたみ】

人は主に、「年齢や職業や暮らしぶりの似ている相手が『ねたみ』の対象になる。そのため、自分が『能力の輪」でトップに立てる様な得意分野をつくる必要がある。

44.敵には情報を与えたほうがいいわけ【情報バイアス】

45.ニュースを読むのをやめたほうがいいわけ【ニュースの錯覚】

最低限の情報で生活すると、判断力が高まる。

脳が、スキャンダラスで衝撃的な、変化の激しい情報には過度に反応するが、抽象的で複雑で、自分なりに解釈を加えなくてはならない情報にはあまり反応しない。→広告のビジネスモデルとは逆な為、その様なニュースは弾かれる。

ニュースは私たちと無関係だ。キャリアや仕事に関する判断をする時に役に立ったものはどのくらいあるだろう?

平均的な人は、週毎に仕事時間の半分の時間を、ニュースを読んだ日見たりすることに費やしている。出来事の背後関係を詳しく記した長文記事や本を読むといい。

47.頭のスイッチを切ったほうがいいわけ【考えすぎの危険】

・とっさの感覚で判断すべきこと→体に身についている動作、運動能力、「自分の能力の輪」の中のこと。食べ物の評価、友人選び、信用できる人を見極める場合。

・頭で考えるべきこと→進化の過程には存在しなかった、複雑な状況(当時の判断等)

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