2009年にアカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞受賞作品を受賞したザ・コーヴでこの街を知った人も多いのではないでしょうか。
クジラの追い込み漁のイメージが強い太地町を訪れてみました。
駅を降りて、市内循環バスへ。現金対応だが100円で乗ることができる。
常渡で降りて、クジラ家というお店へ。
刺身は冷凍から出してすぐの氷が張っている状態で残念。カツも衣が肉の倍くらい厚い。店のおばさん2人でやっていたが、詳しくないのか適当なのか鯨の説明も雑で旅行できた人にとっては通常のランチの2〜4倍払うには値しないと感じた。次は別のお店で食べてみよう。
お目当てのクジラの博物館へ。途中に実際に鯨漁に使われていた船が展示してあった。
入館料は1,500円と安くはなく館内の資料も古いが、クジラについて初めて知ることが多く訪問して良かった。
クジラの中でも比較的大きいヒゲクジラでは1日に体重の3〜7%のエサを食べると言われている。イルカなどの小型のクジラでは体重の15%を食べているのではとも言われている。
ナガス鯨類では、生息数全体の1/12〜1/10が毎年出産する。しかし性的成熟する頃には半数になっている。100歳以上の個体は1/2000とされている。
クジラに一番近い現存する動物はカバらしい。元々陸上のラオエラ科のインドハイアスが祖先とされているが現在絶滅をしてしまっている。インドバイアスがパキケタス、ドルドン、クジラと進化をしていったと言われている。
イルカを間近で見れて、暫く飽きなかった。バンドウイルカの白い種類も見ることができた。バンドウイルカのバンドウは、中途半端という意味らしい。
イルカに船から餌をあげられたりするので、子供と一緒に来るのも良さそう。
帰りは徒歩で太地駅まで。
30分くらい徒歩だとかかるので、途中の道の駅でコーヒーを買って小休憩。
次は串本で、ジオパークから紀伊半島の成り立ちを学んできます。